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オフィス移転で発生する”放置データ”の盲点 — 移転業者だけでは消えないリスクとは

2026年5月15日

COLUMN / INFORMATION SECURITY

オフィス移転で発生する”放置データ”の盲点
— 移転業者だけでは消えないリスクとは

オフィス移転や統合・縮小は、IT 資産にとって もっとも情報漏洩リスクが高まる瞬間 です。

「移転業者にすべて任せれば大丈夫」と考えがちですが、移転業者の本業はあくまで「運搬・設置」であって、データ消去ではありません。お客様の機密データは、想像以上に “見えない場所” に残り続けています。

移転時に発生しがちな3つの「放置データ」

1. 旧オフィスに「置いていった」古いPC・サーバー
新オフィスへ運び込まないと判断した機器が、原状回復工事の業者にそのまま引き取られるケースがあります。社内では「廃棄」のつもりでも、業者経由で第三者へ流れる可能性は否定できません。

2. 倉庫・倉庫部屋に眠っていた旧資産
移転を機に倉庫を整理して初めて存在が判明する、何年も使われていない古い PC・外付け HDD・USB メモリ・バックアップテープ。多くの場合、台帳管理されておらず、何が入っているか不明な状態です。

3. 引き継ぎ未済の「個人保管端末」
退職者・異動者が在籍中に使っていた端末が、移転のタイミングで初めて整理対象になるケース。「誰のデータが残っているのか」が把握できないまま処分されると、後から問題が発覚することがあります。

移転と「IT 資産整理」を同時に進めるメリット

移転スケジュールに合わせて IT 資産の棚卸し・データ消去・買取/廃棄を進めることで、以下の効果が得られます。

  • 運搬コストの削減 — 不要機器を新オフィスへ運ばずに済む
  • 情報漏洩リスクの低減 — 処分プロセスが一元化され、抜け漏れが減る
  • 買取による費用回収 — 廃棄機器でも条件次第で買取査定の対象になる
  • シリアル管理付きの消去証明 — 後日の監査・社内報告で確認可能

移転のどのタイミングで相談するべきか

理想は 移転計画の確定段階 です。新オフィスのレイアウト確定と並行して「持っていくもの・処分するもの」を仕分けることで、移転当日の混乱を最小限に抑えられます。

当社では、長野県でのPC約1,500台・周辺機器を含めた約2,000台の搬出作業など、大規模移転に伴うIT資産整理の実績があります。事前の現地視察・スケジュール調整から、当日の搬出・データ消去・買取査定までワンストップでサポートいたします。

移転を控えている方は、早めのご相談をおすすめします。

機器の台数・スケジュール・予算感をお伺いし、最適なプランをご提案いたします。

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